こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。
立科町 ご自宅の廊下に小型クッキング薪ストーブ
薪ストーブと言うと通常はリビングに設置するイメージが強いと思います。
しかし、今回の設置場所は廊下です。
S様邸は古民家をリフォームされました。しかし、リフォーム後でも家の中で極寒の場所がありました。
その場所が廊下だったわけです。
廊下を隔てて、リビングからお子さん達の部屋に移動する際、極寒の廊下を通過しなければなりません。
この移動が極寒のため、非常に億劫とのことでした。
そこで、この課題を解決するべく、廊下に薪ストーブを導入したいと言うのが今回の経緯です。
プランはあっても紆余曲折
S様は最初から当社の小型クッキング薪ストーブを検討されていたわけはありませんでした。
当社の前に別の薪ストーブ屋さんにご相談されました。
しかし、その薪ストーブ屋さんに「廊下に薪ストーブを設置したい」と言うご相談をしたところ、以下のような回答があったとのことです。
「薪ストーブはリビングに置くもので廊下には設置できない」
そう言うものでしょうか?
確かに薪ストーブはリビングに設置されるケースがほとんどです。
しかし「リビングに設置しなければならない」と言うことはないです。
薪ストーブを導入する主たる目的はやはり心身ともに薪ストーブによって得られる暖かさではないでしょうか?
業界の常識と言うものは非常に恐ろしいものです。
私は、いい意味で業界の常識をぶっ壊したいです。
と、言う事でS様は他の薪ストーブ屋さんをネットで検索されました。
そうしたところ、隣の佐久市で薪ストーブを作っている当社を発見されました。
しかも、サイズが小型で調理までできる。
こんな薪ストーブを作る会社がまさかとなりの佐久市にあるとは、、S様はそのように感じられたそうです。
電話でお問合せをいただいた直後に工場にご来訪され実物の薪ストーブをご覧いただきました。
この時に、S様が紆余曲折されたことを知りました。
煙突工事
まずは薪ストーブの煙突芯を決定します。
レーザー墨出し器で天井に印をつけます。
そこを中心点として開口作業を開始しました。
この後、瓦を外し野地板を切りました。
煙突をがっちり固定するルーフサポートを取り付けフラッシングをかぶせます。
火入れ
煙突と本体の設置を無事に終えました。
ご覧の通り、廊下です。そして火入れです。
この時にいただいた暖かいお茶がとてもおいしかったです。
この薪ストーブでS様のお困りごとであった「廊下の極寒を何とかしたい」と言う課題が解決されます。
それと同時に、廊下で炎を眺めながらオーブン室を活用した料理をつまみにお酒も嗜んでいただきたいです。
実は、S様は既に小型クッキング薪ストーブを使いこなされております。
先日、S様と私の友人3人で飲みに行きました。
その時にその後の様子を伺ったところ火入れはいつもご子息様が担当され、S様は廊下に座布団を敷いてそこでオーブン室で焼いた焼き芋をつまみに焼酎のお湯割りを嗜んでおられるそうです。
何ともオツだと思いませんか?
私が期待した通りの薪ストーブライフを送っておられます。
S様、さらに素敵な薪ストーブライフをご堪能くださいね♪
それでは今日はこの辺で失礼したいと思います。
どうもありがとうございました。